素肌がキレイな女性は憧れの的。そんな素肌美人になる近道は、お肌に潜んでいる「美肌菌」を増やすことです。とはいえ、美肌菌という言葉を初めて聞く方も多いのではないでしょうか。
美肌菌は肌環境を整え、肌荒れや吹き出物などの肌トラブルを解消してくれる効果があるのです。
この記事では、育菌する際の注意事項や美肌菌を増やす方法などについて詳しく解説していきます。
スキンケアのポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
すっぴん美人に必要な「美肌菌」とは
すっぴん美人に必要な「美肌菌」とはどのようなものなのでしょうか。
詳しくみていきましょう。
美肌菌はお肌にとって有益
私たちの皮膚表面に棲んでいる微生物を「皮膚常在菌」(スキンフローラや肌フローラ)といいます。
私たちの皮膚の上には約1,000種類以上の菌が住んでおり、皮膚にさまざまな影響をもたらします。
常在菌の中には、お肌にとって有益な動きをする「善玉菌」、お肌にとって有害な動きをする「悪玉菌」、お肌の状態によって有益にも有害にもなる「日和見菌」があります。
これらの皮膚常在菌は、お互いにバランスを保ちながら存在していて、「善玉菌」が優位になると美肌になることから、お肌にとって有益な働きをする善玉菌のことを「美肌菌」と呼んでいます。
美肌菌の働き
美肌菌は私たちの汗や皮脂をエサにして育ち、グリセリンを作り出す働きをします。
グリセリンは弱酸性の性質を持つので、お肌にうるおいを与えて保湿力とともにバリア機能を高め、外部の刺激から肌を守ってくれます。
美肌菌の5つの効果
美肌菌には以下のような5つの効果がみられます。
- 透明感のある明るい肌になる
- うるおいのある肌になる
- キメの整った肌になる
- シミ・シワの少ない肌になる
- ニキビなどトラブルの少ない肌になる
など、素肌をキレイにしたい女性には嬉しい効果がたくさんあります。
育菌するためにしてはいけないこと
美肌菌はお肌を守ってくれる大切な菌ということがわかりました。
しかし、私たちは日々の生活の中で、知らないうちに美肌菌を減らしてしまう行動をとってしまっている可能性があります。
育菌をするには、日々の生活の中で以下のようなことに気をつけなければいけません。
- 頻繁にお肌に触る
- 洗顔のやりすぎ
- 化粧水や、乳液のつけすぎ
- ストレスを溜める
- 朝ごはんを抜く
- 血糖値を急上昇させる食品を食べる
- 添加物が多く含まれる食品を食べる
無駄にお肌に触ってしまったり、化粧水や乳液をつけすぎたりすることが、お肌にとって悪影響を及ぼしているのです。
このような習慣を繰り返していると、知らず知らずのうちにお肌の善玉菌が減ってしまい、悪玉菌が増えてしまいます。
美肌菌を増やすためにも気を付けてくださいね。
美肌菌を増やすには?
美肌を目指す上で「美肌菌」を増やすことは重要です。
美肌菌を増やすには、
- 寝る前の運動
- すっぴんでいる時間を増やす
- 良質な睡眠
これらの習慣が重要といわれています。
それぞれ詳しく見てみましょう!
寝る前に軽い運動をする
運動はお肌の新陳代謝を促し、汗だけでなく皮脂も分泌します。美肌菌は汗や皮脂をエサとしているので、美肌菌が住みやすい肌環境を作るためにも汗ばむ程度の軽い運動は欠かせません。
運動は美肌菌を増やすだけでなく、健康維持にも効果的なので毎日の生活に取り入れてみてください。
週に1回はすっぴんで過ごす
女性は毎日メイクをしていることが多いでしょう。実は、メイク落としが美肌菌減少の原因になります。
美肌菌育成のためにもなるべくメイク落としを使わない日を作り、お肌を休ませることが大切です。
とはいえ、女性として毎日ノーメイクというわけにはいきません。少なくとも週に1回はすっぴんで過ごすようにしましょう。
どうしても難しい方はスキンメイクだけを控えたり、パウダー程度のメイクで過ごすなどなるべくお肌に負担がかからないように心がけてみてください。
良質な睡眠をとる
肌荒れの原因は睡眠不足も関係しています。不規則な生活を送っているとホルモンバランスが崩れてしまい、良質な睡眠がとれなくなってしまいます。
人間の肌は質の良い睡眠をとることで皮脂の分泌が活発になります。そのためシンデレラタイムといわれる夜22時~2時の間に睡眠をとり、美肌菌のエサとなる皮脂の分泌をうながすことが大切になります。
美肌菌の働きを高めるためにも、規則正しい生活をしましょう。
美肌菌を育てるにはスキンケアが重要
毎日欠かせないスキンケアですが、実はスキンケアにも美肌菌を増やす重要なポイントがいくつかあります。
- 朝は水で洗顔する
- 洗顔料は夜のみ使用する
- アルコールフリーのものを使用する
- ヨーグルトパックをする
ここからは、美肌菌を育てるスキンケアのポイントを詳しく見てみましょう。
朝は水だけで洗顔する
洗顔法をはじめとするスキンケアの見直しはすっぴん美肌へ近く一歩。
例えば、洗顔料の主成分は界面活性剤です。この成分は、泡立ちをよくする効果がある反面、お肌に刺激が強い成分になります。
洗顔のたびに毎回洗顔料を使用すると、気づかないうちに美肌菌を殺してしまいかねません。
そのため、朝は水か38℃くらいのぬるま湯で髪の生え際からあごの裏まで丁寧に洗いましょう。洗顔後はタオルで軽く抑えるように水気をとります。
洗顔後、お肌が乾燥してしまっては美肌菌を減らしかねませんので、スキンケアはしっかり行うようにしましょう。
できれば、お肌の外側からも美肌菌を補えるようなスキンケア商品を選ぶと、さらに育菌に繋がります。
<例>
- フェカリス菌
- BIECOLOA
- 乳酸菌代謝産物など…
美肌菌にフォーカスしたスキンケア商品も多く発売されているので、育菌に力を入れたい方にはおすすめです。
洗顔料を使うのは夜だけ
夜はメイクや1日の汚れを落とす必要があるため、洗顔料を使用するようにしましょう。
その際は、クリームタイプの洗顔料より比較的添加物が少ない固形石鹸を使用するのがおすすめです。ネットなどでしっかり泡立てるときめ細かい泡ができるので、優しく顔を洗いぬるま湯で流しましょう。
化粧水を使うならアルコールフリーのものを選ぶ
ローションに含まれるアルコールや防腐剤が美肌菌を殺してしまう恐れがあります。
アルコールフリーや防腐剤フリーの化粧水なら美肌菌を殺してしまう恐れもありませんので、しっかり成分表を見て選ぶようにしましょう。
ヨーグルトパック
NHKの情報番組でも取り上げられた人気のヨーグルトパックです。
市販のヨーグルトのフタを開けると、表面にうっすらと液体が浮かんでいます。その液体はホエー液といってヨーグルトから染み出た成分なのです。
ホエー液の中には美肌菌を増やすといわれている乳酸菌がたくさん入っています。
そのホエー液をドライパックに浸して、ヨーグルトパックを作りましょう。
ポイントはビフィズス菌入りのヨーグルトを使うことです。ヨーグルトは腸内環境を整えてくれるのはもちろん、週2回、1日5分~10分程度パックをすることで、乳酸菌が美肌菌を増やしてくれます。
ただし、お肌に合わない場合もあるため、事前に二の腕などでパッチテストを行ってから肌状態をみながら使うようにしましょう。
美肌菌を育む基礎化粧品を使用する
美肌菌を育み、肌細胞を活性化する方法として、もっとも簡単な方法は基礎化粧品を変えることです。
特におすすめなのは、酸素水と美肌菌を使用した世界初のオールインワン美容液レヴィーガモイスチュアセラム です。
料金 | 通常購入:8,778円(税込)
定期初回:1,980円(税込) |
内容量 | 40ml |
こちらのレヴィーガモイスチュアセラムは、美肌菌が配合されているだけでなく界面活性剤フリー・防腐剤フリーでお肌に優しい特徴があります。
お肌のバリア機能を整えてくれ、ヒアルロン酸よりも潤い効果のあるヒト型セラミドや植物型セラミドも配合しているので、敏感肌に悩まれている方や乾燥肌の方にもオススメのアイテムです!
簡単に美肌菌を増やして肌の調子を整えたいという方は、ぜひレヴィーガモイスチュアセラムを試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
「美肌菌」はすっぴん美人に欠かせないとても大切な菌です。
美肌菌を増やすためには、週に1回お肌を休ませる・寝る前に軽い運動をする・良質な睡眠をとることを心がけましょう。そうすることで肌表面に美肌菌が住みやすい環境を作ることができます。
また、美肌菌を減らさないためにも、日々の生活をよく見直すことも大切です。今まで当たり前のようにしていたことが、実はお肌に良くないことかもしれません。
この記事を参考に、正しい方法で育菌をして、透明感のある潤い肌を目指してみましょう。