顔に何を塗っても乾燥する人必見!原因と潤い肌になれるスキンケアを解説

何を塗っても肌にうるおいを感じないときは、適切なスキンケアができていない可能性があります。

また、食事や睡眠などの生活習慣が乾燥肌の原因になっていることも考えられるでしょう。

肌の乾燥が進むと肌荒れが起こる場合もあるので、きちんと原因に合った乾燥肌対策を始めることが大切です。

この記事では、何を塗っても顔が乾燥する原因や乾燥を改善するためのスキンケア方法、生活習慣を詳しく紹介します。

 

何を塗っても顔が乾燥する原因

どうして何を塗っても顔が乾燥するのでしょうか?

まずは、乾燥する主な原因からチェックしていきましょう。

 

乾燥した環境

乾燥した環境にいると、肌内部の水分が蒸発してカサつきを感じやすくなります。

春夏は紫外線や冷房の使用、秋冬は外気だけでなく暖房の使用で室内も乾燥した環境になりがちです。

季節や生活空間に合わせて適切な乾燥ケアをしないと、皮むけや粉吹き、かゆみなどの肌トラブルが起こることも少なくありません。

 

間違ったスキンケア

間違ったスキンケアは肌にダメージを与えて、うるおいを保つために必要な水分や油分を失う原因になります。

以下のようなスキンケアをしている人は、乾燥肌を招いている可能性があるでしょう。

 

  • 洗浄力の高い洗顔料やクレンジング剤を使っている
  • 肌をゴシゴシ擦り洗いしている
  • 熱いお湯で顔を洗っている
  • 肌質に合っていないスキンケアアイテムを使っている

 

バリア機能の低下

皮膚には肌のうるおいを保ち、外部刺激から守る『バリア機能』があります。

バリア機能が正常に働くには、以下の3つの成分が欠かせません。

 

種類 主な働き
皮脂膜 肌表面を覆って水分の蒸発を防ぐ
NMF(天然保湿因子) 角層内の水分を抱え込む
細胞間脂質 角質細胞の間を埋めて、水分をミルフィーユ状に挟み込んで蒸発を防ぐ

 

これらの成分が減少すると、バリア機能が低下して肌のうるおいを保ちにくくなります。

バリア機能が低下する原因は、

  • ターンオーバーの乱れ
  • 空気の乾燥
  • 間違ったスキンケア
  • 加齢

 

などです。

何を塗っても肌が乾燥する状態なら、バリア機能が低下している可能性が高いでしょう。

 

セラミド不足

セラミドは、角層内にある細胞間脂質の50%以上を占める主成分です。

バリア機能に必要な成分のひとつである細胞間脂質は、セラミドなどの油分と水分がミルフィーユ状に規則正しく重なり合う『ラメラ構造』になっています。

ラメラ構造が整っていると水分の蒸発を防ぐことができますが、セラミドが不足するとラメラ構造が乱れて角層内の水分が失われやすくなるのです。

セラミド不足の主な原因は、加齢や過剰な洗顔、ターンオーバーの乱れなどがあげられます。

セラミドが不足すると、バリア機能の低下を招いて、さらに乾燥しやすい肌になることがあるので注意しましょう。

 

顔の乾燥を改善するためのスキンケア方法

ここからは、顔の乾燥を改善するためのスキンケア方法を紹介します。

 

洗い流す際はぬるま湯で行う

顔の乾燥を改善したいときは、洗顔やメイク落としですすぐときの温度が重要です。

熱いお湯で洗い流すとうるおいを保つために必要な成分が失われ、バリア機能が低下して乾燥を招きます。

また、冷たい水は肌への刺激が強く、汚れが落としきれなかったり血行不良を招いたりするデメリットがあります。

洗顔やクレンジングの際は、肌への負担が少ないぬるま湯(32℃〜34℃程度)で洗い流すようにしましょう。

 

できるだけ刺激を与えない

うるおいのある健やかな肌を保つには、できるだけ刺激を与えないことが大切です。

乾燥している肌は刺激に過敏になっている状態なので、敏感肌にも使える低刺激処方の基礎化粧品を選びましょう。

また、肌への刺激を抑えるには、スキンケアのやり方にも注意が必要です。

洗顔料はよく泡立てて、たっぷりの泡で肌を包み込むようにして優しく洗いましょう。

保湿するときも強くすり込んだり叩いたりせず、肌に負担をかけないようになじませてくださいね。

 

セラミドが配合されたアイテムを選ぶ

バリア機能が低下している乾燥肌には、保湿力の高いセラミド配合のアイテムで保湿するのがおすすめです。

スキンケアアイテムに配合されているセラミドには、大きく分けて4つの種類があります。

 

種類 特徴
天然セラミド(動物性セラミド) 動物の脳や脊髄から抽出されたセラミドです。

価格は高いですが、人の肌にあるセラミドに近く浸透力・保湿力が高い特徴があります。

ヒト型セラミド 酵母などから作られているセラミドで、人の肌にあるセラミドとほとんど同じ構造をしているのが特徴です。

低刺激で、保湿力・浸透力に優れています。

植物性セラミド お米や大豆、ユズの果実など植物から抽出されたセラミドです。

刺激が少なく、価格が安い特徴があります。

合成セラミド(擬似セラミド) 石油原料から作られるセラミドです。

大量に製造できるため、価格が安いのが特徴です。

 

それぞれに良い点がありますが、乾燥肌の人は皮膚に浸透しやすく、保湿効果が高いヒト型セラミド配合のスキンケアアイテムを選ぶとよいでしょう。

他にも、もともと肌にあるNMF(天然保温因子)やヒアルロン酸などの保湿成分が含まれていると、乾燥対策に役立ちます。

 

徹底的に保湿する

乾燥肌を改善するには、徹底的に保湿することも大事です。

洗顔後はすぐに化粧水をつけて、肌に不足している水分を補いましょう。

化粧水をしっかりと肌になじませたら、油分を含む乳液やクリームを使って水分や保湿成分を閉じ込めます。

目元や口周りなど乾燥しやすい部位には、重ね塗りをしてしっかりと保湿してください。

乾燥予防効果を高めたいときは、保湿タイプの美容液やシートマスクをプラスするのもおすすめです。

 

何を塗っても乾燥するのを改善する生活習慣

スキンケアだけでなく、生活習慣を見直すと乾燥肌対策につながります。

ここからは、乾燥改善に役立つ生活習慣を紹介します。

 

こまめに水分補給を行う

人の体の約60%は水分が占めており、健康を維持するには水分補給が必要です。

水分の摂取不足は血行不良によるターンオーバーの乱れを招く可能性があり、肌の水分量の低下につながることが考えられます。

そのため、乾燥肌を改善したいときは、こまめに水分を摂取するようにしましょう。

体重60kgの成人の場合、健康を維持するために必要な飲み水の量は、1日1.2Lが目安とされています。

体を温めて血行を良くするためにも、冷たい水より白湯やハーブティー、麦茶など温かい飲み物で水分補給をするのがおすすめですよ。

カフェインを含むコーヒーや緑茶、アルコール飲料は、利尿作用によって水分が排出されやすくなるので飲みすぎないようにしましょう。

 

栄養バランスの整った食習慣

肌は食事から摂取した栄養素をもとにつくられています。

そのため、外側からのケアだけでなく、栄養バランスの整った食事で乾燥しにくい肌を目指しましょう。

食事をする際は、肉・魚・卵・豆類・野菜など、いろいろな食べ物を少量ずつ摂るようにするのがおすすめです。

 

しっかり睡眠をとる

睡眠不足はターンオーバーの乱れを招くため、潤い肌になるためにしっかりと睡眠をとりましょう

人によって最適な睡眠時間は違いますが、「日中眠くなることが多い」「起きたときにスッキリしない」という人は睡眠不足が考えられます。

睡眠時間を確保して、ぐっすり眠れる睡眠環境を整えましょう。

 

適度な運動を取り入れる

運動は血行を促したり睡眠の質を高めたりする効果が期待できます。

また、汗には尿素・乳酸など天然保湿因子が含まれており、毛穴から出る油分と混ざることで皮脂膜になります。

そのため、乾燥肌の改善したいときは、ウォーキングやヨガなど適度な運動を取り入れるのがおすすめです。

ただし、汗をかいたあとに放置すると肌荒れの原因になるため、運動後はきちんとスキンケアをするようにしましょう。

 

皮むけ・つっぱり感のある乾燥肌におすすめの美容液

 

レヴィーガモイスチュアセラムは、お米と乳酸菌の発酵法でラメラ構造を再現したオールインワン美容液です。

ヒト型セラミド、植物性セラミド、NMFを配合しており、うるおいを与えてバリア機能をサポートします。

10のフリー処方とアレルギーテスト・パッチテスト・スティンギングテストの3つのテスト済みで、肌への刺激も少ないアイテムです。

皮むけ・つっぱり感があり、肌に触れる時間を減らしつつしっかりと保湿したい乾燥肌の人におすすめです。

 

商品名 レヴィーガモイスチュアセラム
メーカー レヴィーガ
容量 40mL
価格 初回¥1,980(税込)

 

まとめ

乾燥肌は乾燥した環境や間違ったスキンケア、バリア機能の低下などが原因となります。

何を塗っても顔の乾燥が改善しないときは、自分の肌質に不向きなスキンケアアイテムを使っていないか、乾燥肌を招く生活を送っていないか見直してみましょう。

今回紹介したスキンケア方法や生活習慣、スキンケアアイテムを参考にして、肌にうるおいをキープしてくださいね。

「スキンケアや生活習慣を見直しても乾燥肌が改善しない」「乾燥で肌荒れが起きている」というときは、早めに皮膚科に相談しましょう。

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