【プロ監修】敏感肌ってなぜなるの?敏感肌の原因と対策方法まとめ

「お肌が全体的に赤くなってしまう…」

「顔全体が粉を吹いた状態になり、触ると痛い」

「何もしていないのにお肌がかゆい…」

 

これらの症状に当てはまる方は、もしかしたら敏感肌かもしれません。

敏感肌になると、通常のスキンケアが沁みてしまったり、少し体調を崩すだけで肌が揺らいでしまったりします。

この記事では、敏感肌になってしまう原因と正しい対策方法について解説していきます。敏感肌に悩んでいる…という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

敏感肌に関係しているのは角質層の0.02m

皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織の3つの層からできています。

表皮のもっとも外側にある角質層は、わずか0.02mmほどしかありません。しかし、角質層には体内の水分の蒸発を防ぎ、外部からの有害物質の浸入を制御する働きがあります。

この働きを「バリア機能」といい、健康な肌を保つ上でこのバリア機能をいかに正常に保つかがとても重要になってくるのです。

「敏感肌」はバリア機能が低下し、角質層内の水分と油分のバランスが崩れ、外部からの刺激に敏感になっている状態です。

以下の記事では、敏感肌との付き合い方や改善方法を解説していきます。

 

敏感肌の原因

敏感肌になる主な原因には、下記の6つが挙げられます。

  • 乾燥
  • 加齢
  • 体質
  • ホルモンバランスの乱れ
  • ストレス・生活習慣の乱れ
  • 適切でないスキンケア

原因はひとつだけでなく、それぞれが複合して起こる場合もあります。

乾燥肌の症状で悩まれている方は当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。

 

乾燥

敏感肌の多くは乾燥によって引き起こされます。

肌が乾燥してしまうと、ターンオーバーが乱れ、水分量や角質層内の保湿成分が不足してしまいます。

角質層内の保湿成分が不足すると、お肌を外部刺激から守ってくれるバリア機能が弱まり刺激を受けやすい肌状態となってしまうのです。

 

加齢

お肌の水分を保持している天然保湿因子(NMF)セラミドなどの細胞間皮質は加齢とともに減少していきます。

加齢により保湿成分が減少することで、肌の油分や水分量が低下しバリア機能が正常に機能しなくなってしまいます。

加齢により肌の乾燥を感じる場合は、化粧品などからセラミドや天然保湿因子を補給することが重要です。

 

体質

花粉症やハウスダストなどのアレルギー体質をお持ちの方や、肌の弱い方は、もともとバリア機能が低下しています。

ストレスが過度にかかったり、ホルモンバランスや自律神経が乱れたりすると免疫力が低下し肌刺激に敏感に反応するようになってしまうのです。

もともとアレルギー体質をお持ちの方は、日頃から生活習慣やスキンケアに十分に注意するようにしましょう。

 

ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンは肌を健やかに保つ大きな役割を担っています。

しかし、女性ホルモンはストレスや疲労、睡眠不足など日常のささいなことがきっかけで崩れやすい側面があります。

女性ホルモンの乱れをそのままにしてしまうと、肌の状態は不安定になり敏感肌の原因になってしまいます。

敏感肌を改善するためには、女性ホルモンのバランスを整えることが大切です。

ストレスフリーな生活を心がけ、生活習慣を見直しましょう。

 

ストレス・生活習慣の乱れ

忙しい毎日の中でつい自分の体のことを後回しにしていませんか?

コンビニや外食の多い食生活、夜遅くまで休みなく働いている人は多いのではないでしょうか。

このような生活を送っていると、ストレスや睡眠不足により、免疫力やバリア機能が低下し敏感肌を引き起こす可能性が高くなります。

心当たりがある方は、食生活や生活習慣を見直しましょう。

 

適切でないスキンケア

お肌に合わないスキンケア製品を使用していると、敏感肌を招いたり、敏感肌を加速させてしまいます。

敏感肌の方にとって刺激性が強いアイテムはおすすめできません。

添加物が少なく低刺激で保湿成分がしっかり配合されているスキンケア製品を選ぶようにしましょう。

 

 

敏感肌の原因?間違ったスキンケアとは

毎日のスキンケアが敏感肌を誘発している可能性もあります。

ここでは、意外にやりがちな間違ったスキンケアについてご紹介します!

無意識にやってしまっていることはないか確認してみてくださいね。

 

シャワーを直接顔にあてると肌負担大!

健康で美しい肌のためにクレンジングや洗顔はとても大切です。

肌にとって負担がかからないように、洗顔の際は肌に優しく触れるようにしましょう。

特に注意したいのが、体を流すついでにシャワーで洗顔をする行為。

体に心地の良い温度のお湯は、肌には熱すぎます。

高温のお湯は肌の油分や水分を奪い肌を乾燥させてしまいます。

クレンジングや洗顔は洗面所で、32℃前後のぬるま湯でやさしく丁寧に行うようにしましょう。

 

洗いすぎは乾燥肌やニキビの悪化に!

ニキビや毛穴が気になると、つい洗浄力が強い洗顔料を選びがちです。

しかし、洗浄力が強すぎると肌に必要な皮脂まで落としてしまい、肌の乾燥を招いてしまいます。すると肌はそれを補おうと、皮脂をさらに分泌するようになってしまうのです。

皮脂が過剰に分泌された肌は、毛穴が詰まりやすくなりニキビや肌荒れを繰り返すようになります。

洗顔料は適正な洗浄力のものを選び、泡でマッサージするように優しく洗うのが正解です。

 

エタノール・防腐剤はかゆみや肌荒れの原因に!

スキンケア商品に配合されることが多いエタノールや防腐剤。

エタノール(アルコール)は、肌につけると清涼効果を発揮しますが、この感覚はアルコール成分が肌表面で蒸発することで起きています。

アルコールが蒸発する際に、肌の水分まで一緒に蒸発させてしまうので、肌が余計に乾燥してしまうのです。

防腐剤は化粧品の成分を腐らせない目的で添加されているものであり、肌にとって負担が大きいものです。

もともと健康肌の人でも、こういった成分を使い続けることで肌が敏感になりかゆみや赤み、さまざまな肌トラブルを引き起こすことになりかねません。

化粧品を選ぶ際には成分表をチェックし、出来るだけ添加物が配合されていないものを選ぶようにしましょう。

 

長時間の入浴や高温のお風呂は敏感肌や肌荒れを引き起こす!

湯船につかることは、肌の汚れを落としたり血流を良くしたりと美容にとって良い習慣です。

しかしそんな入浴も間違った入浴方法を続けると、肌の乾燥や肌荒れの原因となりかねません。

 

特に注意したい入浴法は「肌がふやけるほど長くつかる」ことです。

長時間湯船につかると、肌がふやけてシワシワになります。これは、肌表面の角層が、多量の水分を吸収して膨らんだ状態です。

この状態になると一時的に肌のバリア機能が低下し、有害物質が肌に浸透しやすくなってしまいます。

この肌状態でさらにお湯につかっていると、肌内部にある水分を保つ働きをしているNMF(天然保湿因子)や、セラミドなどの細胞間脂質が必要以上に流れ出てしまい、肌の乾燥を招きます。

お湯につかる時間は15分程度が目安です。温度は38~40度のぬるめが良いでしょう。

お湯につかったときに肌がピリッとする人や、何をしても乾燥肌が改善しない人は、入浴法を見直してみましょう。

 

【敏感肌 対策】美肌菌を味方につけよう!

最近注目されている「美肌菌」をご存知ですか。

美肌菌とは皮膚に住んでいる「皮膚常在菌」のうち「善玉菌」のことをいいます。

 

皮膚常在菌には皮膚に良い影響を与える「善玉菌」、肌にとって悪い影響を与える「悪玉菌」、肌の環境に合わせて、悪玉菌にも善玉菌にもなり得る「日和見菌」の3種類があります。

善玉菌優位の肌環境下ではバリア機能が整い、肌トラブルの少ない健康は肌環境といえます。

逆に悪玉菌優位の肌は、バリア機能が低下し肌トラブルが起こしやすいとても敏感な状態なのです。

肌トラブルを解消し、美肌を目指すにはこの「皮膚常在菌」を味方につけることがとても重要です!

 

美肌菌である善玉菌は、エタノールや防腐剤を使用した化粧品により減少するといわれています。

スキンケア商品を選ぶ時は、防腐剤やエタノールが無添加のものを選ぶようにしましょう。

また、最近では美肌菌を増やすオリゴ糖や乳酸菌配合の化粧品も発売されているので気になる人はぜひ試してみてくださいね。

 

美肌菌配合美容液「レヴィーガモイスチュアセラム」

価格 通常購入:8,778円(税込)
定期購入:1,980円(税込)
容量 40ml

美肌菌への注目が集まっていることもあり、美肌菌スキンケア商品はたくさん出回っていますが、数ある美肌菌配合美容液のなかでも特におすすめなのが「レヴィーガモイスチュアセラム」です。

レヴィーガモイスチュアセラム は、完全独自製法の美肌菌を2,000億個配合しており、美肌菌を増やす働きにも優れています。

また、保湿成分も贅沢に配合していることから、バリア機能を整え理想的な肌環境へ導いてくれます。

自分に合ったスキンケアに出会えていない…という方はぜひレヴィーガ化粧品を試してみてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

敏感肌の症状は、ひどくならないうちに早めに対処することが重要です。敏感肌の原因はひとつとは限りません。

いくつかの要因が重なって、肌状態が悪化していることもあります。

あなたも日々の生活習慣やスキンケアを見直してみてくださいね。

原因をひとつずつ改善して、敏感肌とうまく付き合っていきましょう!

 

 

 

 

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