乳液とクリームって両方必要?違いと特徴・肌状態別の使い方を解説

 

化粧水や美容液を肌にのせたあとに、うるおいを逃さないように使う乳液やクリーム。

「どっちを使えばいいの?」「両方とも必要?」と疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。

乳液とクリームは環境や肌の状態に合わせて使うのが効果的です。

今回は乳液とクリームの違いや特徴、使い方のポイント、肌状態別の使い分け・塗り方を詳しく紹介します。

 

乳液とクリームは何が違うの?特徴も解説!

乳液とクリームにはどのような違いがあるのでしょうか。

乳液とクリームの役割とそれぞれの特徴を確認してみましょう。

 

乳液とクリームの役割

私たちの皮膚には、皮脂膜・細胞間脂質・NMFの3つのうるおい成分があります。

 

皮脂膜 角質層の表面を覆って水分の蒸発を防ぐ油溶性成分
細胞間脂質 角層細胞の間を埋めているセラミド・コレステロールなどの脂質の総称で、水分をミルフィーユ状に挟み込んで水分の蒸散を防ぐ油溶性成分
​​NMF(天然保湿因子) アミノ酸・尿素などの総称で、水分を蓄える水溶性成分

 

この3つの成分のバランスが乱れると、バリア機能が低下して乾燥や肌トラブルなどを招きます。

乳液とクリームには保湿成分(水溶性成分)エモリエント成分(油溶性成分)が含まれており、油分を補って水分の蒸発を防ぐことでバリア機能をサポートするのが主な役割です。

どちらも役割は同じですが、成分の配合バランスや使い心地などが異なります。

 

乳液の特徴

乳液は、保湿成分とエモリエント成分がバランスよく配合されているのが特徴です。

肌にうるおいを与えつつ、油分によって水分の蒸発を抑えることができます。

肌なじみがよく、クリームよりも軽い使い心地でベタつきを感じにくいアイテムです。

 

クリームの特徴

クリームは乳液よりもエモリエント成分の配合量が多く、肌にある油溶性成分の機能をサポートする役割が大きいのが特徴です。

乳液と比べてコクのあるテクスチャーで、肌の表面を油膜で覆ってしっかりとうるおいを閉じ込めます。

 

乳液とクリームどっちも必要?

乳液とクリームはどっちも必要というわけではありません。

肌の状態は人それぞれ違うため、肌タイプによって乳液とクリームを両方使った方が良い場合と使わなくて良い場合があります。

また、乳液とクリームでは使用感が異なるので、使用する季節やシーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。

 

使い方のポイント

ここからは、乳液とクリームの使い方のポイントを紹介します。

 

朝と夜で使い分ける

朝のスキンケアは、日中の乾燥や紫外線、大気汚染などから肌を守ることが大切です。

一方、夜のスキンケアは日中に受けたダメージをケアして、眠っているときの乾燥から肌を守る必要があります。

朝と夜のスキンケアのポイントを抑えながら、状況に合わせて乳液とクリームを使い分けてみましょう。

 

【使い分け例】

  • しっかりと肌を保護したい→クリームのみ使用する・乳液とクリームを併用する
  • メイク崩れを防ぎたい→乳液のみ使用する・使用量を調整してクリームを使用する

 

季節に合わせて変更する

季節によって気温や湿度が変化すると、肌の状態も変化します。

暑くて皮脂が出やすい春夏は、油分が多いクリームを使うとベタつきやすくなることがあります。

うるおいがある肌なら、乳液だけを使用するとよいでしょう。

ただし、春夏は花粉やホコリ、冷房による乾燥、紫外線などのダメージを受けやすい時期です。

「ダメージを受けて肌が過敏になっている」「乾燥が気になる」というときは、春夏でもクリームを使って保湿ケアを行い、カサつきを感じやすい秋冬は、保湿力の高いクリームを使うのと効果的です。

乾燥ケアを徹底したいときは、乳液とクリームを併用してうるおいを保ちましょう。

 

肌の調子によって調整する

肌の状態は、生活環境や食事、体調などの影響を受けて日々変化します。

「昨日は肌の状態が良かったのに、今日は肌荒れが気になる」といったことも珍しくありません。

スキンケアをするときは鏡で肌をチェックして、その日の肌の調子によって乳液とクリームを使い分けてみましょう。

肌質がわからない人必見!脂性肌・混合肌・乾燥肌タイプの見分け方を紹介

 

両方使うときの順番は乳液のあと保湿クリーム

基礎化粧品は水分の多いアイテムを先に、油分の多いアイテムを後から使います。

そのため、乳液とクリームを両方使うときは、乳液のあとに保湿クリームを使うようにしましょう。

使用する商品によって順番が異なるケースもありますが、スキンケアの基本的な流れは以下の通りです。

【クレンジング・洗顔→化粧水→美容液→乳液→保湿クリーム】

 

肌状態別の使い分け・塗り方

乾燥肌・脂性肌など肌質によって、乳液とクリームを使い分けるのもおすすめです。

それぞれの肌状態別に、使い分け方と塗り方のポイントをチェックしてみましょう。

 

乾燥肌・敏感肌

乾燥肌・敏感肌の人は肌の水分量が低下しているため、しっとりとしたテクスチャーで高保湿成分を配合した乳液とクリームを併用するのがおすすめです。

顔全体に乳液をなじませたあと、Uゾーンや頬、目元など乾燥しやすい部分には重ね塗りします。

乳液が肌になじんだら、クリームを使用してしっかりと保湿しましょう。

 

乾燥肌・敏感肌は、基礎化粧品に含まれる成分が原因で刺激やアレルギーによる肌トラブルが起こる可能性もあります。

刺激を抑えたいときは、敏感肌向けで香料や合成着色料など肌を刺激する可能性のある成分が入っていないもの、パッチテストを行うかアレルギーテストを実施しているものを使用するとよいでしょう。

スキンケアアイテムを使用する際は、サンプルやトライアルセットなどで自分の肌に合うか確認するようにしてくださいね。

 

混合肌・インナードライ肌

混合肌・インナードライ肌の人は、ベタつきや皮脂が気になる部分には乳液のみを使い、乾燥が気になる部分には乳液とクリームを併用するのがおすすめです。

乳液をなじませたあと、乾燥しやすい部分にはクリームをのせてしっかり保湿しましょう。

混合肌・インナードライ肌は環境や体調によって肌の状態が変化しやすいため、低刺激性のアイテムを使うことが大切です。

また、乾燥が気になる部分には保湿力の高い成分を配合しているもの、ベタつきが気になる部分には皮脂抑制成分が配合されているものなど、肌悩みに適したアイテムを使い分けるとよいでしょう。

 

脂性肌・ニキビ肌

皮脂量が多い脂性肌(オイリー肌)の人は、乳液やクリームを使うと肌がベタついて不快に感じる場合があります。

そのため、さっぱりタイプの乳液やクリームを使い、薄く塗ってなじませる保湿ケアが向いているでしょう。

保湿がしっかりとできていると感じるときは、乳液だけでもOKです。

ニキビ肌の人は、ノンコメドジェニックテスト済みや抗炎症効果のある有効成分を配合した医薬部外品のアイテムを選ぶのがおすすめですよ。

 

もっと手軽にスキンケアしたい人におすすめの美容液

 

 

『レヴィーガ モイスチュアセラム』は、角質層内の油分と水分がミルフィーユ状に重なり合うラメラ構造を再現したオールインワン美容液です。

2種のセラミド(ヒト型セラミド・植物型セラミド)とNMFを配合しており、肌のうるおいを保つバリア機能をサポートします。

合成着色剤フリー・合成香料フリーなど10のフリー処方、アレルギーテスト・パッチテスト・スティンギングテスト済みと低刺激なのも魅力です。

保湿力・浸透力が高く、肌にスーッとなじんでベタつきにくいため、さまざまな季節や時間帯、肌タイプに使いやすいですよ。

洗顔後は1本でスキンケアが完了するので、 「手軽にスキンケアをしたい」「時短できるアイテムを使いたい」という人におすすめです。

 

商品名 レヴィーガモイスチュアセラム
メーカー レヴィーガ
容量 40mL
価格 初回¥1,980(税込)

 

まとめ

乳液とフェイスクリームは、肌のうるおいを逃さないようにする役割があります。

季節・時間帯・その日の肌の調子・肌タイプに合わせて、必要なスキンケアアイテムを選んで使い分けるようにしましょう。

また、肌の状態を整えるには、毎日のスキンケアをきちんと続けることが大切です。

スキンケアに手間をかけたくないというときは、オールインワンアイテムを活用するのもおすすめですよ。自分の肌やライフスタイルに合う基礎化粧品で、肌のうるおいをキープしましょう。

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