乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌など、肌質にはいろいろなタイプがあります。
それぞれの肌質で適切なケアが異なるため、自分がどのタイプか知っておくことが大切です。
この記事では、肌タイプ診断やタイプごとの特徴・見分け方、健やかな肌を保つための対策方法について詳しく解説します。
自分に合った適切な肌ケア方法が知りたいという方はぜひ参考にしてくださいね。
【肌質が分からない人必見!】肌タイプ診断で肌質をチェックしよう!
肌の水分量と皮脂量のバランスによって、肌タイプは大きく分けて乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌に分けられます。
肌質によって適切なスキンケア方法も異なるため、まずは自分がどの肌質に属するのかを理解することが大切。
まずは肌タイプの簡単にできる診断方法をご紹介しますので、自分の肌タイプを確認してみてください。
【肌タイプ診断のやり方】
肌タイプをチェックするときは、洗顔後の肌の状態で診断するのがおすすめです。
【手順】
- いつもと同じように洗顔をする
- 洗顔が終わったら水分をふき取る
- スキンケアをしないで15〜30分程度放置する
- 肌の状態をチェックする
【診断結果】
- 特に違和感を感じない→普通肌
- 強いつっぱり感やカサカサ感がある→乾燥肌
- 顔全体に皮脂が出てベタつきがある→脂性肌
- Tゾーンはベタつき感があり、頬や口周りにカサつき感がある→混合肌
- ピリピリと刺激を感じる→敏感肌
肌質ごとの特徴は?違いや見分け方も解説!
肌診断によって「脂性肌」と分かったけれど、部分的に乾燥も気になる…。
「これって本当に脂性肌なの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
ここからは、肌質ごとの具体的な特徴や肌質ごとの違い、見分け方をご紹介するのでさらに詳しくチェックしてみてくださいね。
乾燥肌
乾燥肌は水分量と皮脂量が少なく、肌全体が乾燥している状態。肌がカサカサしていて、皮脂腺の活動が低下していることから毛穴が目立たずキメが細かく見えるのが特徴です。
乾燥した肌はバリア機能が低下しているため、季節の変わり目など外的刺激が多くなる時期は肌トラブルが起こりやすい特徴があります。乾燥肌は悪化すると敏感肌にもなり兼ねますので早めのケアが大切。
【乾燥肌の見分け方】
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詳しいケア方法については後ほどお伝えしていきます。
脂性肌(オイリー肌)
脂性肌は水分量と皮脂量ともに多い状態。肌のハリやうるおい感はありますが、皮脂量が多いため肌が脂っぽくべたついているのが特徴です。
毛穴の開きや黒ずみ毛穴が目立ちやすく、キメが粗く見える傾向があります。
【脂性肌の見分け方】
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注意したいのが、脂性肌に見えても実は乾燥肌の場合があるということ。
肌が水分不足になると皮脂が過剰に分泌され、肌内部は乾燥しているのに肌の表面は脂っぽくなるインナードライの状態になります。
肌がベタつくのにカサつき感があるなら、インナードライの可能性が高いです。その場合は、脂性肌ではなく乾燥肌対策をおこないましょう。
混合肌
混合肌は、乾燥肌と脂性肌が混在しているタイプです。
Tゾーン(額や鼻周り)や顎は脂っぽいのに、Oゾーン(目周りや口周り)やフェイスラインは乾燥するなど、部位によって肌の状態が異なる特徴があります。
そのため、顔全体を同じようにケアしていると、肌トラブルのリスクを高めてしまう可能性があります。混合肌の方は、パーツ別に適したお手入れを行うようにしましょう。ちなみに日本人は混合肌タイプが一番多いといわれています。
【混合肌の見分け方】
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敏感肌
敏感肌は肌を外部刺激から守るバリア機能が低下して、ダメージを受けやすい状態になっている肌のことを指します。
肌が乾燥してカサつき感があり、ちょっとした刺激で肌トラブルが起こりやすいのが特徴です。敏感肌が進行するとアトピーなどの肌トラブルを引き起こす可能性も高いので、バリア機能を高める肌ケアを行うようにしましょう。
【敏感肌の見分け方】
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それぞれの肌質の原因と対策・スキンケア
自分の肌質がわかったら、自分の肌質に合わせた適切な対策をとりましょう。
それぞれの肌質の原因と対策方法について詳しく解説します。
乾燥肌の原因と対策・スキンケア
乾燥肌の原因と対策法は以下の通りです。
【乾燥肌の原因】
- ターンオーバーの乱れ
不規則な生活やストレスなどでターンオーバーのサイクルが乱れると、バリア機能の低下や水分の蒸発を招いて肌が乾燥しやすくなります。
- 加齢
肌の潤いを保つセラミドやヒアルロン酸などの成分は加齢とともに減少していきます。年齢とともに乾燥しやすくなるのはそのためです。
- 間違ったスキンケア
溜まった角栓しようと、洗顔やクレンジングの際に皮脂を取りすぎたり肌にダメージを与えたりすると乾燥しやすくなります。「普段熱いお湯で顔を洗っている」「洗顔料をよく泡立てずにゴシゴシこすっている」という人は乾燥を助長しかねませんのでぬるま湯での泡洗顔を心がけましょう。
- 紫外線などの外部刺激
紫外線はシミを作るだけでなく、水分を奪い肌を乾燥させます。
美容成分が豊富に含まれているスキンケアでの保湿はもちろん、日焼け止めやベースメークなどで紫外線から肌をしっかり守りましょう。
紫外線や空気の乾燥、寒暖差、衣類の摩擦など、外部刺激によって肌の乾燥が進むことがあります。
【乾燥肌の対策・スキンケア】
- 洗顔は優しく洗う
洗顔ケアをするときは濃密泡で、肌に刺激を与えないように優しく素早く洗いましょう。すすぎはぬるま湯で行うのがポイントです。
- 保湿力の高いスキンケア製品を使う
乾燥した肌は保湿力が高いスキンケア用品を使うのがおすすめ。洗顔後すぐに化粧水やクリームで保湿をして、水分と油分を補いましょう。
- 紫外線・乾燥対策をする
乾燥を防ぐには、外部刺激から肌を守ることが大事です。低刺激性の日焼け止めを使用したり、加湿器で空気の乾燥を防ぐようにしましょう。
乾燥肌のスキンケアについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
脂性肌の原因と対策・スキンケア
脂性肌の原因と対策は以下の通りです。
【脂性肌の原因】
- 食生活の乱れ
脂質や糖質の多い食事は皮脂の過剰分泌の原因になるといわれています。ジャンクフードやお菓子ばかり食べている、ビタミンが不足しがちという人は注意しましょう。
- ストレス
皮脂の分泌には男性ホルモンが関わっています。ストレスがたまると男性ホルモンのバランスが乱れるため皮脂の過剰分泌につながる場合があります。
- 不規則な生活
睡眠不足など生活習慣の乱れは、ホルモンバランスの乱れにつながります。肌のターンオーバーも正常に行われなくなるため、バリア機能の低下から皮脂の過剰分泌が起こることも。
- 間違ったスキンケア
スキンケアで必要以上に皮脂を落としてしまうと、水分量と皮脂量のバランスが乱れて皮脂の過剰分泌を招く場合があります。
TゾーンやUゾーンのテカリやベタつきが気になるからといって、皮脂を取りすぎるケアや化粧水だけでケアするのはNGです。
【脂性肌の対策・スキンケア】
- 栄養バランスのとれた食事をとる
脂質や糖質の摂りすぎに気をつけて、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
特に皮脂の分泌をコントロールする効果のあるビタミンB2を摂取するのがおすすめです。ビタミンB1やビタミンB6、ビタミンCも健やかな肌を保つのに役立つので、食事から補給しましょう。普段の食事でまかないきれない場合は、サプリメントなどに頼るのもひとつの手です。
- 生活習慣の見直し
ストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂分泌に影響を与ます。適度な運動や質のいい睡眠を心がけ、規則正しい生活を送るように意識しましょう。ストレスを溜めないように、リラックスする時間を作ることが大切です。
- スキンケアの見直し
脂性肌は毛穴詰まりが起こりやすいため、丁寧なクレンジングや洗顔方法を心がけて毛穴ケアを徹底しましょう。化粧水をつけた後は、美容液や油分が少ない乳液・クリームを使うのがおすすめです。ニキビケアのためにも、油分が多すぎないアイテムを使いましょう。
脂性肌のスキンケアについて、もっと詳しく知りたい方にはこちらの記事もおすすめです。
混合肌の原因と対策・スキンケア
混合肌の原因と対策は以下の通りです。
【混合肌の原因】
- ホルモンバランス
加齢や不規則な生活習慣などの影響でホルモンバランスが乱れると、肌の状態も不安定に。アルコールや喫煙もホルモンバランスの乱れを引き起こすので注意が必要です。
- 季節の変わり目
混合肌は、乾燥や紫外線などの外部刺激によって引き起こされることがあります。特に季節の変わり目は寒暖差が起きやすく、混合肌を引き起こす原因となります。
- 間違ったスキンケア
混合肌は部位によって皮脂の分泌量が異なるため、全顔で同じケアをおこなうなど間違ったスキンケアをしてしまうと、肌状態をさらに悪化させてしまう可能性があります。
【混合肌の対策・スキンケア】
- 部位に合わせたスキンケアをする
混合肌の人は、乾燥しているところとベタつきがちなところ、それぞれの肌状態に合わせてスキンケアを変えるようにしましょう。まずは、肌全体をきちんと保湿して、乾燥しやすい部分は美容液やクリームなどでさらに保湿ケアをするのがおすすめです。
- 生活習慣の見直し
皮脂分泌を正常に保つためにも、ホルモンバランスを整えることが重要です。
睡眠不足を解消する、アルコールや喫煙を控える、栄養バランスのとれた食事をするなどの対策を行うことが混合肌対策になります。
混合肌のスキンケアについて、もっと詳しく知りたい方にはこちらの記事もおすすめです。
敏感肌の原因と対策・スキンケア
敏感肌の原因と対策は以下の通りです。
【敏感肌の原因】
- 乾燥
乾燥はバリア機能の低下を招き、外的刺激などのダメージを受けやすくなります。そのため乾燥肌から敏感肌に発展するケースが多いです。
- 加齢
年齢を重ねると、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が減少します。さらに皮脂分泌量の低下によって乾燥がさらに深刻化し、乾燥によるバリア機能の低下が起こりやすくなります。
- 間違ったスキンケア
肌に合わない化粧品を使ったり、こすり洗いしたりすることが敏感肌を引き起こす原因となります。バリア機能が低下した肌は少しの刺激にも敏感に反応します。ネットからの情報や人気商品だから…などという理由で化粧品は選ばないようにしましょう。
しっかり配合成分をみて低刺激性のものを選んでくださいね。
- 紫外線
紫外線を浴びると肌がダメージを受けてしまいます。紫外線対策を怠ると肌の保湿因子が低下し、さらにバリア機能が低下しやすいので気をつけましょう。紫外線は季節や室内外を問わず降り注いでいます。紫外線対策は毎日しっかりおこなうようにしましょう。
- 体質
アレルギーやアトピーなどもともとの肌質で、敏感肌になっているケースもあります。
アトピーは、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる、皮膚の炎症を伴う肌の病気です。悪化する前に病院や専門医を受診することをおすすめします。
【敏感肌の対策・スキンケア】
- スキンケアの見直し
クレンジングや洗顔フォームは皮脂を取りすぎないタイプを選びましょう。
敏感肌のスキンケアには、医薬部外品の敏感肌用スキンケア製品や薬用化粧水、保湿力が高く低刺激性のスキンケア製品を使うのがおすすめです。アレルギーテスト済みや添加物フリー商品なら、なお安心です。
- 肌に刺激となるものを避ける
紫外線や乾燥対策をしっかりと行い、肌に刺激となるものを避けましょう。日焼け止めは、紫外線吸収剤フリーの低刺激性の商品を使うと肌への刺激を抑えられます。
また、敏感肌の人は、枕や寝具が原因で肌トラブルを引き起こす場合もあります。身の回りの肌に触れるものはこまめに洗濯し、清潔を保つようにしましょう。
敏感肌のスキンケアについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
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敏感肌におすすめのポイント |
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eriri_i(44歳・女性)
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シンプルパケにプッシュ式使いやすくていいですね。このスリムさも握りやすくていいです。
朝と夜の洗顔後に一番に使う導入系。
3~4プッシュ取り、両手で温めてから顔を包み込むようにじっくりなじませていきます。
そして、さらに1プッシュ取り、フェイスライン、耳下、デコルテを優しくマッサージするよう伸ばします。
これをするかしないかで違う気がします!気になる部分には重ね付けも。
目もと、口もと、額など年齢サインが出やすい箇所には1プッシュの重ね塗りがいいみたい。
ミルキーなテクスチャーはとても馴染ませやすくマッサージもスルスルしやすいです。
重ね付けしても重たくないのでたっぷり使いたくなりますね。なじみよく乳液っぽいので朝のメイク前にも使いやすいと思います。
引用元:アットコスメ
reno@tube(29歳・女性)
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面倒ですが、私の好きな使い方は1プッシュずつ顔に馴染ませて重ねづけ方式に3プッシュ分使うこと
乳液のようなテクスチャーで伸びもいいから3プッシュ分肌にぐんぐん入る感じ!
この後クリームで仕上げると翌朝の肌どころかキメが細かくなってきていて感動です。
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引用元:アットコスメ
まとめ
肌の状態は人によって異なります。健康な肌を保つためには自分に合った肌ケアを行うことが重要です。
まずは自分の肌タイプをチェックし、生活習慣の改善やスキンケアの見直しをおこなうようにしましょう。
ただし、アトピーや肌疾患等の肌トラブルが悪化している場合は、早めに医療機関に相談することをおすすめします。
肌質は年齢や環境によって変わることがあるので、定期的にチェックして健やかな肌をキープしてくださいね。