肌タイプがわからない人必見!脂性肌(オイリー肌)と乾燥肌の見分け方

乾燥肌と脂性肌は真逆のように見えますが、実は似ている特徴が多い肌質です。

特徴が似ているがゆえに、自分の肌質を誤って認識し、適切ではないスキンケアを行ってしまっている方が多く存在します。

そこで今回の記事では、乾燥肌と脂性肌の見分け方や肌質ごとの適切なスキンケア方法について詳しく解説します。

「自分の肌質がよく分からない…」という方はぜひ最後までチェックしてくださいね。

 

肌タイプ別の特徴とは?

肌タイプを見分けるには、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。

はじめに、脂性肌・乾燥肌・混合肌の特徴を紹介します。

 

脂性肌(オイリー肌)の特徴

脂性肌は皮脂量・水分量ともに多い肌質です。

水分は足りているので乾燥感はありませんが、過剰に分泌された皮脂によってべたつきやテカリが目立ちます

肌のキメは粗く、毛穴開き・黒ずみ・ニキビなどの肌トラブルが起きやすい傾向にあります。

 

乾燥肌の特徴

乾燥肌は皮脂量・水分量ともに少ない肌質です。

肌全体にうるおいが感じられず、カサカサ感・ざらつき・つっぱり感などがあります。

ハリや透明感がなく、目元や口元の小じわが目立ちやすいのも乾燥肌の特徴です。

乾燥がひどくなると、肌表面に白い粉が吹いたりかゆみを感じたりすることも少なくありません。

また、乾燥が原因でバリア機能が低下すると、紫外線やホコリなど外的刺激を受けやすくなる乾燥性敏感肌の状態になるケースもあります。

 

両方の性質を持つ「混合肌」の特徴

混合肌は皮脂量が多く水分量が少ない肌質です。

インナードライ肌」や「乾燥性脂性肌」とも呼ばれていて、肌内部の水分が足りていないことが原因で過剰に皮脂が分泌されています。

Tゾーンは脂っぽくテカリがあるのに、頬や目・口周りは乾燥してつっぱり感が起こりやすいのが特徴です。

脂性肌・乾燥肌両方の性質を持っているので、混合肌と気づかずに間違ったケアを行って状態が悪化してしまうこともあります。

 

【肌診断】自分の肌質がわからない人必見!肌タイプの見分け方

間違ったスキンケアは肌トラブルを招く原因になります。

美肌を目指すには、自分の肌質をきちんと把握して、正しいスキンケアを行うことが大切です。

ここからは、自分で手軽にできる肌タイプ診断を紹介します。

 

質問に答えるだけ『チェック診断』

美容サイトや化粧品メーカーサイトでは、肌質がわかるチェック診断を行っています。

たとえば、以下の美容サイトでは脂性肌・乾燥肌・混合肌の肌タイプを診断できます。

 

  • VOCE

【肌タイプ診断】思い込み厳禁!あなたの本当の肌質がわかる!皮膚科医・高瀬聡子先生監修|VOCE(ヴォーチェ)|美容メディア『VOCE』公式サイト

 

  • 美的.com

肌診断【皮膚科専門医監修】|敏感肌、乾燥肌、混合肌…あなたの肌は何タイプ?本当の肌質が分かるYES・NO診断 | 美的.com

 

皮膚の状態や肌悩み、生活習慣について質問に答えるだけなので、手間をかけずに肌タイプをチェックしたい方は試してみてくださいね。

 

自宅でできる『セルフ診断』

自宅で肌タイプをチェックしたいなら、簡単にできるセルフ診断を行ってみましょう。

自分で肌の状態を確認するセルフ診断方法を3つ紹介します。

 

洗顔後の肌でチェックする方法

洗顔後の肌の状態とあぶらとり紙への皮脂のつき方で肌診断ができます。

以下の方法でチェックしてみましょう。

 

  1. 洗顔後にタオルで水気を拭き取った後、10分程度放置します。
  2. 時間が経ったら、まずは鏡で肌表面の状態をチェックします。
  3. 次にあぶらとり紙をTゾーンと頬に10秒ずつ押し当てて、皮脂のつき方をチェックしてください。

 

肌質 肌・あぶらとり紙の状態
脂性肌 【洗顔後の肌】

  • 肌のつっぱり感がない
  • 目元の小じわが気にならない
  • 肌全体にベタつきがある

【あぶらとり紙】

  • Tゾーン・頬どちらも皮脂がつく
乾燥肌 【洗顔後の肌】

  • 肌のつっぱり感が強くある
  • かさつきがある
  • 目元の小じわが気になる

【あぶらとり紙】

  • 皮脂がほとんどつかない
混合肌 【洗顔後の肌】

  • 頬・口周りなど部分的につっぱり感がある
  • Tゾーンがベタつく
  • 目元の小じわが少し気になる

【あぶらとり紙】

  • Tゾーンだけ皮脂がつく

 

起床後の肌でチェックする方法

起床後の肌状態で肌診断を行う方法です。

朝起きてから洗顔をする前にフェイスラインと口周りの肌をチェックして、当てはまる肌質を判断しましょう。

 

肌質 肌状態
脂性肌 全体的にベタつきがある
乾燥肌 全体的にかさつきがある
混合肌 ベタついている部分が多く、少しかさつきがある

 

メイクの崩れ方でチェックする方法

メイクをして5時間経過した後の肌状態から肌質をチェックする方法です。

鏡でメイクの崩れ方をチェックして、当てはまる肌質を診断してみましょう。

 

肌質 肌状態
脂性肌
  • ベースメイクが崩れている
  • テカリがある
乾燥肌
  • ベースメイクが部分的に崩れている
  • ツヤがない
  • つっぱり感がある
  • 小じわが気になる
混合肌
  • ベースメイクが崩れている
  • ごわつきor皮むけがある

 

肌タイプ別のおすすめスキンケア方法

自分の肌タイプを把握したら、健やかな肌を目指してスキンケアを行いましょう。

ここでは、脂性肌・乾燥肌・混合肌に向けた肌タイプ別のおすすめスキンケアを紹介します。

 

脂性肌(オイリー肌)のスキンケア

脂性肌向けのスキンケア方法・スキンケアアイテムの選び方は以下の通りです。

 

正しいスキンケア方法

脂性肌は皮脂分泌量が多くなっているため、肌に皮脂汚れが溜まって肌トラブルが起きやすい傾向にあります。

洗顔は肌をこすらないように気をつけながら、丁寧に皮脂汚れを落としましょう。

必要な皮脂まで落とすと肌が乾燥して皮脂分泌を促してしまうので、何度も洗顔するのはNGです。

洗顔後は化粧水でたっぷりとうるおいを与え、水分を逃さないように乳液やクリームできちんと保湿をしましょう。

ベタつきやニキビが気になる場合は、化粧水のあとは乳液のみでもOKです。

 

スキンケアアイテムの選び方

脂性肌タイプの人は、油分が少ない固形石鹸で洗顔するのがおすすめです。

化粧水はさっぱりタイプ、乳液・クリームはテクスチャーが軽くて油分少なめのものが向いています。

  • ベタつきやテカリを抑える「オイルコントロール
  • ニキビをできにくくする「ノンコメドジェニック
  • 油分を使っていない「オイルフリー

などの表記があるスキンケアアイテムを選ぶとよいでしょう。

 

また、ニキビケアには、

  • ニキビや皮脂の抑制効果が期待できる「ビタミンC誘導体
  • 肌荒れ・炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム

など、整肌成分配合のアイテムがおすすめです。

 

乾燥肌

乾燥肌向けのスキンケア方法・スキンケアアイテムの選び方は以下の通りです。

 

正しいスキンケア方法

乾燥肌は肌ダメージを抑え、皮脂量・水分量どちらも補うスキンケアをするのがポイントです。

穏やかな洗浄力の洗顔料を選び、優しく洗ってぬるま湯ですすぎましょう。

化粧水や美容液を顔全体になじませ、とくに乾燥が気になるところは重ね塗りします。

乳液やクリームを手で押さえるようにして肌になじませたら、化粧水と同じく乾燥が気になるところは重ね塗りしましょう。

 

スキンケアアイテムの選び方

乾燥肌タイプの方は、ヒアルロン酸やコラーゲンなど保湿効果の高いスキンケアアイテムを使いましょう。

保湿力を高めるなら、化粧水・乳液・クリームと併せてバリア機能を補う美容液を使うのが効果的です。

オールインワン美容液「レヴィーガモイスチュアセラム」は、バリア機能を高める効果が期待できる2種類のセラミド(ヒト型セラミド・植物型セラミド)とNMF(天然保湿因子)を配合しています。

合成香料や界面活性剤、エタノールなどを含まない10のフリー処方で、アレルギーテスト・パッチテスト・スティンギングテスト済みなので肌への負担を抑えたい乾燥肌におすすめです。

 

混合肌

混合肌向けのスキンケア方法・アイテムの選び方は以下の通りです。

 

正しいスキンケア方法

混合肌は肌の状態に合わせて、部位ごとに脂性肌向け・乾燥肌向けのスキンケアを行いましょう。

洗顔はテカリやベタつきが気になる部分は丁寧に汚れを落とし、乾燥している部分はダメージを抑えるのがポイントです。

水分不足によって部分的に皮脂分泌が多くなっている可能性が高いので、化粧水で顔全体をたっぷりと保湿しましょう。

化粧水で水分を与えたら、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めます。

 

スキンケアアイテムの選び方

混合肌は肌全体のうるおいを補うために、ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドなど高保湿成分配合のスキンケアアイテムを選びましょう。

テカリやベタつきが気になる部分には、保湿力がありつつ脂性肌向けの整肌成分が配合されたものを使うのがおすすめです。

ベタつきが気になる部分には油分少なめの乳液のみでケアし、乾燥が気になる部分は美容液やクリームをプラスするとよいでしょう。

 

まとめ

自分の肌質を正しく把握していないと、間違ったスキンケアで皮脂量・水分量のバランスを乱してしまうことがあります。

スキンケアをしても肌の調子が整わない場合は、スキンケア方法やスキンケアアイテムが肌質に合っていないのかもしれません。

この記事で紹介した肌タイプ別の特徴や肌タイプ診断で自分の肌質を確認したら、自分にあったスキンケアを始めてみましょう。

また、肌質は季節や生活習慣、加齢などの影響で変化するので、定期的にチェックするのがおすすめです。

正しいスキンケアを取り入れて肌質改善を目指してみてくださいね!

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