「カサつきや肌のつっぱり感が気になって毎日保湿ケアをしているけど、なかなかうるおい肌にならない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
保湿ケアで効果を実感できないときは、やり方が間違っているのかもしれません。
美しい肌を維持するには保湿の必要性を把握して、正しいスキンケアを行うことが大切です。
そこで今回は、美肌の維持に保湿が必要な理由や保湿ケアの正しいやり方と順番、保湿力を下げるNG行動を詳しく紹介します。
最後に保湿ケアにおすすめのアイテムも紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【保湿の必要性】美しい肌を維持するために保湿はなぜ必要？
肌の表面にある角質層には、乾燥や刺激から肌を守るバリア機能があります。
バリア機能が正常に働いていると、うるおいがあり肌トラブルが起きにくい肌状態を維持しやすくなります。
バリア機能に関わっているのが、皮脂膜・天然保湿因子（NMF）・細胞間脂質の3つの保湿因子です。
| 名称 | 働き |
| 皮脂膜 | 皮脂と汗が混じり合ったもので、角層の表面を覆って水分の蒸散を防ぐ働きがあります。 |
| 天然保湿因子（NMF） | 角層細胞内にある保湿成分で、主にアミノ酸でできています。
水分を抱え込み、角層のうるおいを保ちます。 |
| 細胞間脂質 | 角層細胞間にある脂質で、主にセラミドでできています。
角層細胞同士の間を埋めてつなぎ、外部刺激の侵入や水分の蒸散を防ぎます。 |
肌に元々備わっているバリア機能ですが、乾燥や紫外線、加齢、生活習慣の乱れなどの影響によって低下します。
美しい肌を維持するためには、スキンケア化粧品でしっかりと保湿して、バリア機能をサポートする必要があるのです。
肌の保湿ケアの正しいやり方と順番
スキンケアアイテムはそれぞれの役割が異なるので、スキンケア方法を間違うと十分に効果を発揮できません。
スキンケアの正しいやり方と順番をチェックしておきましょう。
まずは洗顔・クレンジングで肌を綺麗にする
まずは洗顔料やクレンジング剤を使って、肌を綺麗にすることが美しい肌への第一歩です。
肌表面の汚れをきちんと落とすと、洗顔後に使うスキンケアアイテムが浸透しやすくなります。
必要な皮脂まで取り除くとバリア機能の低下を招くので、洗いすぎには注意しましょう。
洗顔後はすぐに化粧水で水分補給をする
化粧水には角層に水分補給をする役割があります。
洗顔後は乾燥しやすいので、すぐに化粧水で肌全体にうるおいを与えましょう。
乾燥した肌は刺激を受けやすくなっているので、手のひらで優しくなじませるのがポイントです。
美容液・オイルでプラスαの保湿ケアをする
化粧水のあとは、保湿力の高い美容成分を配合した美容液・オイルをプラスするのがおすすめです。
手のひらで温めてから顔全体になじませて、とくに乾燥が気になる部分は指先で重ね塗りしましょう。
保湿のほかにもシワ予防や美白対策などをしたいときは、朝晩のスキンケアで肌悩みに合う美容液を使い分けるのもおすすめです。。
最後は乳液・クリームでうるおいに蓋をする
スキンケアの最後は、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めましょう。
乳液を手のひらで温めて、おでこ・両頬・鼻・顎において内側から外側に向けて優しくなじませます。
乳液が肌に浸透するまで少し時間をおき、クリームも同じようにのせていきます。
最後にハンドプレスして、乳液とクリームをさらに肌に浸透させましょう。
乳液には水分と油分がバランス良く含まれており、クリームは乳液より油分が多めです。
乳液とクリームのダブル使いが基本ですが、脂性肌・にきび肌の肌タイプの方は乳液のみで仕上げてもOKです。
保湿力を下げるNG行動7選
ここでは、肌の保湿力を下げるNG行動を7つ紹介します。
NG行動を避けて、うるおい美肌をキープしましょう。
肌を強くこする
肌を強くこすると、摩擦によるダメージで肌に負担をかけます。
バリア機能が低下して肌荒れや乾燥の原因になり、たるみやシミ、シワなどの肌老化も招きます。
クレンジング・洗顔・保湿ケア・メイクの際には、肌をゴシゴシとこすらないように注意しましょう。
保湿アイテムの使用量や期限を守らない
商品によってメーカーが定めた適量が決められているため、使用量を守らないと肌の保湿力を下げることがあります。
また、保湿アイテムは未開封の場合は製造日から3年以内、開封済みの場合は6ヶ月程度が使用期限の目安です。
使用量を守り、使用期限を超えたものは使用しないようにしましょう。
紫外線対策は夏限定
紫外線を浴び続けるとバリア機能の低下を招いて乾燥しやすくなります。
紫外線は季節問わず曇りや雨の日も毎日降り注いでいるので、夏だけ紫外線対策をしている方は要注意。
肌荒れ・シミ・シワ・たるみなどの肌トラブルも引き起こすので、夏以外も日焼け止めや帽子、日傘などでしっかりと紫外線を防ぎましょう。
偏った食生活
偏った食生活は、肌の栄養が不足し乾燥肌を招きます。
うるおいのある健やかな肌を保つために、栄養バランスのとれた食事をしましょう。
乾燥肌の方は、以下のような栄養素を意識して摂取するのがおすすめです。
【おすすめの栄養と期待できる効果】
- タンパク質：肌の細胞を作る
- ビタミンA：皮膚粘膜を正常に保つ
- ビタミンB2・6・12：ターンオーバーを整える・肌荒れを防ぐ
- ビタミンC：コラーゲンの生成をサポート・抗酸化作用
- ビタミンE：抗酸化作用・血行促進・バリア機能を高める
- 亜鉛：ターンオーバーを促す
寝る時間がバラバラ
肌のバリア機能に必要なセラミドは、肌が生まれ変わる「ターンオーバー」によって生成されます。
ターンオーバーは、寝ているときに分泌される成長ホルモンによって促されるので、寝る時間がバラバラで睡眠不足になりがちだと、バリア機能が低下し肌のうるおいを保ちにくくなります。
成長ホルモンは寝始めの3時間に特に多く分泌されるので、ぐっすりと眠れる質の良い睡眠を心がけましょう。
高温のお風呂に浸かる
高温のお風呂に浸かりすぎると、皮脂膜が溶け出して角層の保湿成分が失われてしまいます。
お風呂に浸かるときは38℃〜40℃くらいの温度に設定して、乾燥を防ぎましょう。
クレンジング・洗顔の際にも熱いお湯で洗わないよう注意してください。
空調を効かせすぎる
夏場は冷房や扇風機、冬場は暖房やファンヒーター、ストーブなど、空調を効かせすぎるのも保湿力を下げるNG行動のひとつです。
空調で肌環境を悪化させないように、以下のような対策をとりましょう。
- 空調の風が直接肌に当たらないように調整する
- 加湿器を併用する
- 空調を使いすぎない
保湿ケアにおすすめのアイテム
保湿のスペシャルケアとしておすすめしたいのが、オールインワン美容液「レヴィーガモイスチュアセラム」です。
バリア機能に関わる細胞間脂質は、水分と油分が交互に重なりあう「ラメラ構造」になっています。
ラメラ構造が乱れると、バリア機能が低下してかさつきやざらつきなど肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
「レヴィーガモイスチュアセラム」は、お米と乳酸菌の発酵によってラメラ構造を再現した美容液です。
セラミド・天然保湿因子（NMF）も配合しており、バリア機能をサポートする効果が期待できます。
界面活性剤や防腐剤など肌に負担をかける可能性のある10の成分を配合していないので、刺激を抑えつつしっかり保湿したい乾燥肌・敏感肌の方におすすめです。
| 商品名 | レヴィーガモイスチュアセラム |
| メーカー | レヴィーガ |
| 容量 | 40mL |
| 価格 | 初回￥2,980（税込） |
まとめ
潤いのある美肌を目指す上で、毎日の保湿ケアはとても大切です。
もし、肌のかさつきやつっぱり感が気になるなら、保湿不足でバリア機能が正常に働いていない可能性が高いです。
そんな時は、今回紹介した保湿ケアの正しいやり方や順番、NG行動などを参考に、毎日のスキンケアを見直してみてくださいね。
正しい保湿ケアを行ってうるおい美肌を目指しましょう！