ツルっとしたなめらかなお肌は、女性の憧れです。
しかし、自分の肌を触ってみると理想と反し「何だかざらざらしている」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
肌がざらつく原因はいくつかありますが、毎日の何気ないスキンケア方法や生活習慣によって引き起こされている可能性があります。
そこでこの記事では肌のざらつきの原因となるNG習慣と、ツルスベ美肌を作るために欠かせないスキンケアのポイントを紹介します。
【セルフチェック】あなたの肌のざらつき度は?
まずは、あなたの肌のざらつき度をチェックしてみましょう。
一言で「肌のざらつき」といっても、目で見てわかるものから肌に触れると実感するものまで、さまざまな要素があります。以下が肌のざらつき度の指標となる9項目です。
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いかがでしたか?チェックの数が多いほど、肌のざらつき度が高いといえます。
次章からは肌のざらつきの原因について詳しく説明していきますので、セルフチェックでざらつき度が高かった方は、確認してみてください。
肌のざらつきの3大原因
肌がざらつく原因は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
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ひとつずつ説明していきますね。
肌の乾燥
肌の一番表面にある角質層には、外敵から肌の内部を守るバリア機能と、必要な水分を保持する保湿機能としての役割があります。
肌が乾燥すると、角質細胞内の保湿成分であるNMF(天然保湿因子)や細胞間脂質が減少します。すると、角質層に隙間ができたり角質がめくれたりして、肌のなめらかさが失われ、ざらつきやごわごわ感が生じるのです。
ターンオーバーの乱れ
角質細胞は、一定周期で生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。理想的なターンオーバーの周期は28日間といわれていますが、加齢やストレスなどでターンオーバーが乱れると、肌のざらつきの原因になります。
肌のターンオーバーは、早すぎても遅すぎてもNGです。ターンオーバーが早いと、刺激に弱い未熟な角質細胞が多くなり、少しの刺激で角質がめくれやすくなります。一方、ターンオーバーが遅いと、古い角質がいつまでも肌の表面にとどまり、角質が厚くなってしまいます。
毛穴につまった角栓
毛穴が開いていたり黒くなっていたりする場合は、毛穴につまった角栓が肌のざらつきの原因となっている可能性があります。そもそも角栓とは、70%の角質細胞と30%の皮脂からなります。肌のターンオーバーが乱れると、未熟な角質細胞はきちんと剥がれ落ちることができず、毛穴につまって角栓となります。
肌のざらつきを引き起こす!今すぐ辞めるべき悪習慣
肌を作るのは、毎日の生活習慣です。肌のざらつきを引き起こすNG習慣をご紹介します。もしあてはまるものがあれば今すぐやめましょう。
過剰なクレンジングケア・洗顔
洗浄力が合っていないクレンジングの使用は、メイク汚れが残ってしまったり、逆に必要な皮脂まで落としてしまう原因になります。また汚れを落とそうとして無理に力を入れてクレンジングや洗顔をすると、角質が傷つけられてバリア機能が低下し、乾燥や肌のターンオーバーの乱れにつながります。
角栓を無理に押し出すケア(毛穴パック等)
角栓を除去するために、毛穴パックをしている方もいるでしょう。しかし、角栓の7割は角質細胞であり、肌をダメージから守る役割があります。本来肌のターンオーバーが整っていれば、角栓は自然と体外へ排出されていくため、無理に除去する必要はありません。逆に、角栓によるざらつきが気になるのは、肌のターンオーバーが乱れている証拠ともいえます。
毛穴パックで一時的に角栓を除去しても、いずれ角栓はできます。頻繁に毛穴パックをすると肌を傷めることになるので、やり過ぎは禁物です。
肌への摩擦・こすり洗い
前述したように洗顔するときに力を入れてこすると、摩擦により肌に負担がかかります。肌を傷つけて角質がめくれあがる原因になるため、こすり洗いはやめましょう。また、頬杖をつく、頻繁に鼻をかむなどの行為も、肌に負担をかけるため注意が必要です。
普段の何気ない行動が肌のざらつきにつながる可能性があるので、心当たりがある方は意識的になおすようにしましょう。
保湿不足
スキンケアにおいて、保湿対策はとても重要なステップのひとつです。保湿不足で肌が乾燥すると角質のバリア機能が低下するため、肌の内部を守ろうとして皮脂の分泌がさかんになります。すると毛穴がつまりやすくなり、角栓もできやすくなります。また、肌のターンオーバーが乱れ、未熟な角質細胞によってより肌がざらつく、という悪循環に陥ります。
食生活の乱れ
食事は、肌や体に必要な栄養素を摂取するためにとても重要です。栄養バランスの乱れた食事では、肌の細胞も栄養不足になってしまいます。そのため新陳代謝が低下して肌のターンオーバーにも影響を及ぼします。糖質や脂質は控えめにして、タンパク質や食物繊維を意識して摂取しましょう。
睡眠不足
睡眠中は、新陳代謝を促す成長ホルモンが分泌されます。逆に言えば睡眠不足では、十分な量の成長ホルモンが分泌されず、肌のターンオーバーが乱れてしまうのです。ソファでうたた寝しない、寝る前はスマホを控え、最低8時間の睡眠時間を確保して睡眠の質をあげる習慣を心がけましょう。
寝る前にカフェインを控えて温めのお湯に浸かることも上質な睡眠へとつながりますよ。
ストレス
過度なストレスは、肌や体の老化のもとになる「活性酸素」を発生させます。この活性酸素はホルモンバランスにも影響するため、肌のターンオーバーが乱れて肌のざらつきにつながります。
適度な運動や趣味の時間を確保することも大切ですので、毎日の生活に取り入れてみてください。
アルコールの過剰摂取・喫煙
アルコールを飲むと眠りが浅くなるため、睡眠不足により肌の代謝が低下します。また、特にビールや日本酒、梅酒、白ワインなど、糖質が高いお酒は要注意です。糖質の代謝にはビタミンB群が使われますが、ビタミンB群は皮膚の発育や皮脂分泌の調節など、肌と関係の深い栄養素です。
糖質が高いアルコールを過剰に摂取すると、肌にとって大切なビタミンを消費してしまいます。なお、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒には糖質は含まれていません。
また、美肌には喫煙も大敵です。タバコを吸うと、ニコチンの作用により血管が収縮し代謝低下を招きます。肌のターンオーバーが乱れ、肌がざらつく原因にもなるのでなるべく禁煙を心がけてくださいね。
肌のざらつきを改善するスキンケアのポイント
肌のざらつき改善のために実践したい、スキンケアのポイントを解説します。
①.正しいクレンジング
クレンジングには、洗浄力の高いものからオイル、リキッド、クリーム、ジェル、ミルクなどがあります。オイルは洗浄力は高いですが、界面活性剤が配合されているため、必要な角質や潤い成分まで除去してしまいます。一方、クリームやミルクは洗浄力が弱く肌には優しいですが、しっかりメイクを落とそうとすると肌をこすりがちになるため、刺激になってしまいます。洗浄力と肌への優しさを考え、自身のベースメイクに合わせたクレンジングを選びましょう。
クレンジングの手順にも注意しましょう。まずは皮脂の多いTゾーンからはじめ、皮膚が薄い目元や口元は最後にします。メイクをオフできたら、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。クレンジングにかける時間が長いと、乾燥などのトラブルにつながるのでクリームタイプのクレンジングで5分以内を目安にしてください。
②.正しい洗顔
洗顔料はしっかりと泡立てて、優しく肌を洗いましょう。洗顔料が残っていると、毛穴がつまってざらつきのもとになるので、34度前後のぬるま湯で丁寧にゆすいでください。
香料や防腐剤などの添加物が少ない洗顔料を選ぶのもひとつのポイントです。肌のざらつきが気になるときは、古い角質をクリアにする酵素洗顔パウダーや、毛穴汚れを吸着するクレイ洗顔、ピーリングなどをポイントケアをして行うのもよいでしょう。
③.正しい保湿ケア
洗顔後は皮脂が取り除かれ、肌は非常に乾燥しやすい状態になっています。洗顔後はすぐに化粧水や美容液、クリームなどで保湿ケアをしましょう。
保湿成分には、細胞間脂質の主成分であるセラミド、角質細胞内で水分を保持するNMF(天然保湿因子)、角質の潤いを保つコラーゲンやヒアルロン酸などがあります。保湿アイテムを選ぶときの参考にしてください。
肌のざらつきが気になる人にもおすすめ!「レヴィーガモイスチュアセラム」
肌のざらつきが気になる人におすすめの、オールインワン美容液「レヴィーガモイスチュアセラム」を紹介します。
通常価格(税込) | 8,778円・送料650円 |
初回価格(税込) | 1,980円 |
容量 | 40ml |
レヴィーガモイスチュアセラムは、保湿成分であるセラミドとNMFを配合した美容液です。さらに、肌の保湿や美肌作りをサポートする美肌菌を2,000億個配合しています。美肌菌スキンケアを続けると、肌自らが潤いを作り出せるようになり、潤いが持続して肌のざらつきを予防・改善します。
ちなみにレヴィーガモイスチュアセラムは、化粧水+美容液+乳液+クリーム+導入液+パックの役割を果たすオールインワンタイプです。洗顔後に3~4プッシュ手に取り、なじませるだけで保湿ケアが完了します。毎日のスキンケアに時間がかけられない忙しい人にもおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
肌のざらつきは、肌質が原因と思っている人も多いですが、実は肌の乾燥やターンオーバーの乱れ、毛穴詰まりなどにより引き起こされていたのです。
肌のざらつきを改善するためには、NG習慣をやめ、正しいスキンケアを行うことが大切です。毎日のスキンケアや生活習慣を見直して、ツルスベ肌を手に入れてくださいね。