美肌が叶うスキンフローラとは?美肌菌が整う化粧品の選び方を解説!

「美肌になるためにはスキンフローラを整えることが大切」最近よく聞く言葉ですよね。

しかし、スキンフローラがいったい何なのか、どういう働きをするのか、正しく理解している人はそう多くはないでしょう。

今回の記事では、スキンフローラの正体と美肌に導くスキンケア情報などをお伝えしていきます

スキンフローラを正しく理解して、美肌を目指してくださいね。

 

スキンフローラとは

まずは、スキンフローラの正体と、スキンフローラがどのような働きをしているのか詳しく解説していきます。

 

肌に存在する皮膚常在菌のこと

「スキンフローラ」とは、私たちがもともと持つ、肌に存在する菌のことを指します。

菌というと、なんだか悪いもののように思えますが、実は肌にとってはなくてはならないものなのです。

私たちの皮膚の表面には、約1,000種類以上の菌がいるといわれており、これらを皮膚常在菌といいます。皮膚常在菌はお肌の細胞と相互に作用し合い、バランスを保ちながら存在しています。

 

通常、常在菌は肌環境を整えてくれる重要な菌ですが、皮膚常在菌の菌バランスが崩れてしまうと、乾燥肌や敏感肌のようにさまざまな肌トラブルを引き起こす原因になってしまうのです

スキンフローラの乱れによる肌トラブルを起こさないために、化粧品業界では皮膚常在菌のバランスを整える「菌活スキンケア」「育菌スキンケア」が注目されています。

皮膚常在菌ケアは、近年トレンドとなりつつあるスキンケア方法のひとつなのです

 

スキンフローラが世界的に注目されている

スキンフローラは、日本だけでなく世界中で注目され、多くの企業で菌研究が盛んにおこなわれてます。

化粧品業界では、スキンフローラを整えるスキンケアや肌質改善コスメなどが発売されています。

さらに、日本の化粧品メーカーと繊維メーカーがコラボし、スキンフローラで肌が綺麗になるとされる繊維も開発されました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

ディオールのスキンフローラに着目した商品

有名ブランド「ディオール」からは「ディオールライフ」というスキンフローラに着目したスキンケアシリーズが発売されています。

スキンフローラのバランスを整えるためには、保湿されて潤った肌に保つことが重要になります。

ディオールライフは、肌の潤いやバリア機能を高める「ハレルベア」、肌の水循環を促す「マローの花」、アプリコットやシトラスフルーツ、ホワイトティーなど、成分のうち83%が植物由来のもので構成。

シリコンや石油化学製品をほとんど使わず、植物から抽出した自然由来成分を採用することで、みずみずしい肌に導きます

化粧水や美容液だけでなく、保湿作用のあるメイク落としやパックもあるので、ラインで使用することで、スキンフローラにとって一日中心地良い素肌に近づけます。

 

桃谷順天館×オーミケンシがスキンフローラを整えられる繊維を共同開発

創業100年以上の歴史がある老舗繊維メーカー「オーミケンシ株式会社」と、創業130年を超える化粧品会社「株式会社桃谷順天館」が、スキンフローラのバランスを整える繊維を共同開発しました。

今まで、肌の美しさのためには菌を排除することが正しいとされてきました。けれども、上記二社は「菌との共存」をテーマに、スキンフローラのバランスをコントロールできる繊維の開発に世界ではじめて取り組んだのです。

その結果、スキンフローラのバランスを整えること、さらに肌の水分量をキープすることのできる繊維が誕生しました

この繊維は肌着マスクなど、肌に触れるあらゆる製品への展開が期待されています。

 

スキンフローラの3つの種類

スキンフローラには3種類あります。

美肌菌と呼ばれる「善玉菌」、肌トラブルの原因となる「悪玉菌」、善玉菌にも悪玉菌にもなる「日和見菌(ひよりみきん)」です。

それぞれがどのような働きをするのか見ていきましょう。

 

善玉菌(美肌菌)・・・表皮ブドウ球菌

善玉菌とは、皮膚の表面や毛穴に存在する、美肌になるために欠かせない菌のことです。

善玉菌の中で代表的なのが、美肌菌とも呼ばれる表皮ブドウ球菌です。表皮ブドウ球菌は、汗や皮脂をエサにして、グリセリンや脂肪酸を作り出します。

グリセリンは皮膚のバリア機能を保つ役割があるので、肌に潤いを与えて乾燥を防ぎ、外部刺激から肌を守ります。

また、脂肪酸は汗などでアルカリ性に傾いた皮膚を弱酸性に保ちます。さらに抗菌ペプチドという成分を作り出すことで、悪玉菌の増殖を抑える効果があります。

善玉菌が住みやすい環境は弱酸性、悪玉菌が住みやすい環境は弱アルカリ性なので、美肌を目指すなら善玉菌を増やし皮膚を弱酸性に保つことがとても重要です

保湿されて潤った肌も善玉菌にとって住みやすい環境なので、スキンケアで乾燥を防ぐことも大切です

 

悪玉菌・・・・・・・・黄色ブドウ球菌

悪玉菌とは、肌表面や毛穴に存在する菌で、代表的なものが黄色ブドウ球菌です。

黄色ブドウ球菌は、皮膚に存在するだけでは無害ですが、皮膚が弱アルカリ性に傾くと増殖し、皮膚炎などを引き起こす原因となります

黄色ブドウ球菌が増殖すると、かゆみや肌荒れ、アトピー性皮膚炎を引き起こす原因にもなるため、肌環境は悪玉菌が嫌う弱酸性に傾け、善玉菌優位にしておくことがトラブル肌を避ける上でとても大切です

 

日和見菌・・・・・・・アクネ菌

日和見菌は、毛穴や皮脂線など酸素に触れないところに存在する、善玉菌にも悪玉菌にもなり得る菌のことです。代表的なものはニキビの原因として知られるアクネ菌で、皮膚に存在する菌の中でもっとも大きい割合を占めます。

アクネ菌は皮膚を弱酸性に保ったり、皮膚に付着する病原性の強い細菌の増殖を抑えたりするなど、善玉菌と同じような働きをします。

ですが、皮脂の分泌量が増えたり、毛穴がふさがってしまったりすると、アクネ菌が過剰に増殖してしまい、ニキビなどの炎症を引き起こす原因になってしまうのです。

二面性を持った日和見菌をいかにコントロールするかが美肌を目指す上で、とても重要なポイントになります

 

スキンフローラで美肌になるための4つのポイント

美肌になるためには

  • 善玉菌優位の肌環境にする
  • 肌を弱酸性にする

ことが大切です。肌環境を善玉菌優位に整えて理想的な肌にするには4つのポイントがあります。

簡単に取り入れられる方法なので、是非参考にしてくださいね。

 

運動をして汗をかく

善玉菌は運動して汗をかくことで増やせます

善玉菌は前述の通り、汗をエサにして、肌のバリア機能を維持するといわれるグリセリンを作り出します。そのため、運動は美肌に近づく第一歩になるといえるのです。

おすすめは夜寝る前のストレッチと軽めの筋トレです

じんわりとかいた汗が夜寝ている間に善玉菌のエサとなり、就寝中にゆっくりと善玉菌が増えていきます。特にケアなどをしなくても、寝ている間に美肌菌が補菌されるので手軽でおすすめの美肌菌ケア方法です。

 

落としすぎないスキンケアを心がける

クレンジングや洗顔料は、メイクや皮脂汚れだけでなく善玉菌も一緒に洗い流してしまいます

さらに、洗浄成分の影響で肌がアルカリ性に傾いてしまうので、善玉菌が住みにくくなってしまうのです。

もちろん、ベースメイクやポイントメイクをしっかり落とすことは大切ですが、洗い過ぎないことと洗浄力が適正なクレンジングや洗顔料を使うことを心がけてください。

W洗顔不要の洗顔料や石鹸で落とせる化粧品を使用することもおすすめの肌ケア方法です。

洗顔時には下記3つのポイントを意識しましょう。

【ポイント】

  • クレンジングオイルではなく、クリームやミルクタイプを使う
  • 夜は洗顔料を使って、朝は水洗顔にする
  • 洗顔後はしっかりと保湿する

 

またゴシゴシと洗うと、善玉菌の住んでいる角質層を削り落としてしまい、肌トラブルの原因になるので、洗顔料をよく泡だててやさしく洗いましょう落とし過ぎないことと、洗顔後はしっかり肌を保湿することを心がけてください

 

熱いお湯、長風呂を避ける

熱いお湯に浸かったり長風呂したりすると、肌の保湿成分が必要以上に流れてしまい、乾燥の原因になります

肌が乾燥状態になると善玉菌のエサとなる皮脂が不足し、グリセリンや脂肪酸が十分に産生されず、肌トラブルを引き起こす可能性があります。

お風呂好きの人は多いと思いますが、ぬるめのお湯で15分以内の入浴を心がけましょう

特に、お風呂上がりは急激に肌が乾燥してしまうので、お風呂から出たら5分以内に保湿することも忘れないようにしましょう。

 

肌断食をする

最近、美容家や一部の皮膚科医が推奨し話題になっているのが肌断食です。

肌断食とは、スキンケアやファンデーションなどのお化粧を一時的にやめる美容法のこと。

元々肌は天然保湿因子が備わっているので肌自ら潤いを生み出すことができます。
しかし、化粧品に含まれる化学成分などが肌本来の働きを妨げてしまうのです。

こうしたことから、肌に何も乗せず本来備わっている機能を取り戻す肌断食が注目を浴びるようになりました。

ひどいニキビや肌荒れに悩まされている方は、肌断食を検討してみてくださいね。ただし、肌断食は誰にでも合うというわけではありません。

肌断食は専門家の指導の元、正しい知識を持って始めるようにしてください。

 

スキンフローラを整える化粧品を使う

スキンフローラの注目とともに、さまざまなメーカーからスキンフローラを整える化粧品が発売されています。運動する元気がない、長風呂がやめられない、という場合は、スキンケアでスキンフローラを整えてあげましょう

毎日のスキンケアを変えるだけなので、面倒くさがりの方にもおすすめです。

スキンフローラを整えるスキンケアアイテムが手元にない…。という人には、家にあるものですぐに取り入れられる「ヨーグルトパック」がおすすめです。ヨーグルトパックは、ビフィズス菌がつくる「ホエイ」を使った最新スキンケア方法で、NHKでもご紹介され注目を集めています。

美肌菌を増やすヨーグルトパックについてはこちらの記事でご紹介しております。ぜひチェックしてみてくださいね。

美肌菌の効果が話題!肌の菌活ができるヨーグルトパックのやり方とは?

 

スキンフローラを整える化粧品の選び方

スキンフローラは、いま化粧品市場で最も注目されている成分です。

そのためスキンフローラを用いたスキンケア商品は、多くのメーカーから販売されています。

ここでは選ぶ際に気をつけて欲しいポイントをお伝えします。ぜひ参考にしてください!

 

「乳酸菌」配合のもの

ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内フローラを整えることは有名ですよね。実は、乳酸菌の効力は腸内だけでなくスキンケアにも有効なんです

 

乳酸菌配合のスキンケアを使用すると、

  1. 善玉菌の増加
  2. グリセリン産生の促進
  3. 肌のバリア機能の向上

などが期待できます。これらはスキンフローラのバランスを整えることにつながるので、美肌対策に有効といえるでしょう。

最近ではヒト乳酸菌配合の美肌菌スキンケア商品も販売されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

「オリゴ糖」配合のもの

オリゴ糖は皮膚常在菌を増やすことで知られています。

実は、オリゴ糖の中でも、グルコオリゴ糖は、善玉菌(美肌菌)だけを増やし、悪玉菌が繁殖するのを防いでくれる性質があるのです

オリゴ糖配合のスキンケアを取り入れることで、簡単にスキンフローラのバランスを整え美肌に近くことが可能です。

 

アルコールや防腐剤フリーのもの

ほとんどの化粧品には、品質を保つためにアルコールや防腐剤が含まれています

アルコールや防腐剤自体がお肌に悪いとは一概にいえませんが、善玉菌(美肌菌)を減らしてしまうリスクがあるので、できるだけ入っていないものを選びましょう。

 

スキンフローラを整えるおすすめの美容液

ここでおすすめしたいのが、レヴィーガ化粧品から登場した「レヴィーガモイスチュアセラム」です。

アルコールや防腐剤、合成界面活性剤など肌へ刺激を与える成分が無添加なので、スキンフローラのバランスを乱すことなく、肌環境を整えてくれます。

また、レヴィーガモイスチュアセラム には、2000億個の美肌菌が配合されているので、肌が自らが潤い、キメ細やかな健康肌に導いてくれる効果も。

肌ケアだけでなく、同時に肌育にもなるスキンケアなので、健康的な美肌、ツヤ肌を目指したいとうい人にはぴったりのスキンケア商品です。

 

ブランド名 LEVIGA(レヴィーガ)
商品名 LEVIGA モイスチュアセラム
通常料金 通常価格:8,778円(税込)

※送料650円

コース 定期コース:初回1,980円(税込)

※送料無料 

 

【注目ポイント】

  • ラメラ構造100%
  • 2種のセラミド(ヒト型セラミド・植物型セラミド)・天然保温因子(NMF)配合
  • 2000億個の美肌菌配合
  • 10のフリー処方(界面活性剤・防腐剤・エタノール・合成香料・合成着色料・鉱物油・紫外線吸収剤・動物由来・シリコン・パラベン)
  • 3つのテスト済み(アレルギーテスト・パッチテスト・スティンギングテスト)

肌にやさしく、スキンフローラを整えてくれる化粧品を探している、という方はぜひレヴィーガモイスチュアセラムを試してみてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スキンフローラ(皮膚常在菌)は美肌を保つ上で、とても重要な役割があります最近肌が荒れやすいな…という方は、美肌菌にとってよくない習慣を知らず知らずのうちに行っているかもしれません。

美肌菌を増やすには、適度な運動で汗をかくこと熱いお湯や長時間の入浴を避けること正しいスキンケアを行うことが大切です。

最近では、美肌菌を増やせるスキンケア商品も販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

スキンフローラを味方につけて、美肌を目指しましよう!

 

 

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